シルバーアクセサリーのトラブル解消法!よくある問題と対処法

メンテナンス方法

どうもジュエリー作家のSasabukiです。

シルバーアクセサリーを愛用している方ならば、時折トラブルに遭遇することもあるでしょう。シルバーアクセサリーの問題を解消するためには、正しい知識と対処法が必要です。この記事では、よくあるシルバーアクセサリーの問題とその対処法について詳しく解説します。もしもトラブルに遭遇した場合に備えて、ぜひ参考にしてください。

Sasabuki
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この記事は以下のような人におすすめ!

・アクセサリーを所有しているが、変色や傷、石の脱落などの問題に悩んでいる人

・アクセサリーを購入しようと考えているが、トラブルのリスクを心配している人

・シルバーアクセサリーをプレゼントしたり、贈られたりした経験がある人

シルバーアクセサリーの変色

シルバーアクセサリーが時間と共に変色することがありますが、その原因や対処法を知っていますか?シルバーアクセサリーの変色は主に硫化によるものです。この問題を解消するためには、硫化を防ぐためにシルバーアクセサリーを適切に保管し、定期的なクリーニングを行う必要があります。さらに、硫化が進んでしまった場合には、専用のシルバークリーニング剤を使用するなどの方法があります。

詳しいメンテナンスについてはこちらの記事を参考にしてください。↓

失敗!意外と知らない!?シルバーアクセサリーのメンテナンスについて
正しいシルバーアクセサリーのメンテナンス方法をご存じでしょうか?大切なシルバーアクセサリーって長く使っていたり、放っておくと、くすみや変色が気になってきますよね?正しいメンテナンスを行わないと大切なアクセサリーが台無しになることも…。そこで、今回はシルバーアクセサリーのメンテナンス方法と注意点について詳しくご紹介します。

シルバーアクセサリーの傷

シルバーアクセサリーは日常の使用や保管中に傷がつくことがあります。傷の原因としては、他の硬い物との接触や衝撃などが考えられます。傷を予防するためには、シルバーアクセサリーを個別に保管し、使用中は優しく取り扱うことが重要です。また、小さい傷がついた場合には、専用の磨きクロスや磨き剤を使用して優しく磨くことで修復できることがあります。

研磨剤入りのクロスで磨いても取れないほどの傷がある場合は、修理や仕上げの専門業者に依頼しましょう。シルバーのデザインやアイテムの種類にもよりますが、数千円から磨き直しをしてくれます。
ただ、損傷の激しい場合は磨いても傷が取りきれないので普段から丁寧に扱うことが大事です。
また、磨くということは=削るということなので、金属が目減りしてしまうのでその点も把握しておきましょう。

シルバーアクセサリーの石の脱落

シルバーアクセサリーには石が装飾されていることがありますが、時には石が脱落することがあります。石の脱落を防ぐためには、シルバーアクセサリーを激しい衝撃や摩擦から保護することが重要です。また、石が脱落した場合には、基本的には専門家に修理を依頼するのがおすすです。

石の留め方には、大きく分けて、接着剤を使用したケース爪で石留いしどめされているケースがあります。

接着剤を使用したケース

接着剤を使用したケースであれば個人で修理可能な場合もあります。
自分でどうしても直したい場合は、瞬間接着剤のような超強力タイプは絶対に使用しないでください。専門業者でも石を外すことが困難になるので、収拾がつかなくなった際に業者に依頼しなおすこともできなくなってしまいます。また、別の部分が壊れた際に火を使ったロウ付け(溶接みたいなもの)での修理ができなくなってしまいます。通常、火を使った修理をする際には石をすべて外してから作業を行うからです。

使うなら、プロでもパールや丸玉などを接着するときに使用するようなエポキシ系の接着剤がおすすめです。
熱湯に入れると外れやすくなるので失敗してもやり直しがしやすいです。熱湯で外すことができるので先述の火を使った修理の際にも石を外してから修理が可能になります。そのためプロの方も基本的にはこのような接着剤を使用しています。

爪で石留されているケース

爪で石留いしどめされているケースの場合は個人での修理はできません。専門の業者に依頼するのがいいでしょう。爪といっても4本爪や彫留ほりどめ、そのほかフクリン留など様々ですが、修理するには専用の道具や経験が必要です。

なお、爪が折れてしまっているケースでも、修理することは可能です。ロウ付けなどで折れた爪を復元することで再度留め直すこともできます。条件によっては難しい場合もあるので実際に修理可能な内容かどうかは専門業者に確認しましょう。

また、爪留つめどめに見えても実は接着剤だった!というケースも多くあります。インポートブランドなどの商品や安価なアクセサリーに多く見受けられます。この場合はそもそも爪が貴金属ではなく安価な金属であるケースが多いので爪の修理はできない可能性が高いです。

シルバーアクセサリーの装着感の調整

シルバーアクセサリーはサイズやフィット感が合わない場合があります。装着感を調整するためには、専門の修理業者などを利用することがおすすめです

一般的なシルバーリングであれば、切断して、地金じがねを削るか付け足すかしてサイズを調整します。そのため火を使う作業が必要となるので、メッキがかかっている商品は修理する際に仕上げに再メッキが必要だったり、ニッケルの下地メッキが施されている商品は火を使うと黒くなってしまうので、き直し代などもかかってしまうケースがあります。調整する際には業者に確認を取りましょう。

ネックレスの長さを長くしたい場合は市販品でアジャスターなどが販売されているので、5cm程度であればそのアジャスターを購入することで解決するケースもあります。

ブレスレットなどの場合は、チェーンタイプだとチェーンの輪っかを切断してつなぎ合わせる必要があり、またバングルタイプの場合でも金属自体を変形させる必要があるので専門業者でないと調整が難しいです。なおバングルの場合、軽くするために中空ちゅうくう(中が空っぽ)になっているケースもあるので、その場合は専門業者でも修理は難しいです。

シルバーアクセサリーの破損

指輪が歪んでしまった場合や、ネックレスのチェーンが切れてしまった場合などもあるかと思います。
損傷具合によっては修理ができませんが、意外と「あんなに酷かったのに直るものなのか」と正直驚くケースもあります。あきらめずに、専門業者に修理の相談をしましょう。

指輪が歪んでしまった場合は、火を当てて金属を柔らかくした後、元の円形に叩いて戻すことや、
チェーンが切れてしまった場合はそのチェーンの小さい輪っか部分をロウ付け(溶接のようなもの)でくっ付けて使用できる状態に修復可能なこともあります。また、石が脱落して無くなってしまった場合でも、石は単体でも販売しているものなので、サイズが合えば代わりの石を取り付けてくれる業者もあります。東京上野の御徒町周辺にはそういった修理業者がたくさんあるので一度調べてみてはいかがでしょうか。

まとめ

シルバーアクセサリーのトラブルに遭遇した場合には、適切な知識と対処法が重要です。この記事では、よくあるシルバーアクセサリーの問題に対する解決案を紹介しました。問題に直面した際には、正しい対処法を実践し、シルバーアクセサリーの美しさと輝きを長く保ちましょう。

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